朝市赤レンガ は、現在準備中です。

2023/02/26 13:54

皆さん大好きな牡蠣。「海のミルク」と呼ばれるだけあり、クリーミーな味わいでプリプリの食感もたまりませんよね。

お店だけでなく自宅でも気軽に楽しめますが、実際に家で食べるとなると調理方法や衛生面など、色々不安はありますよね。

今回はそんな牡蠣の食べ方についてご紹介します!

牡蠣の生食用と加熱用の違いとは?

おうちで牡蠣を食べるなら絶対知っておいて欲しいのが、「生食用」と「加熱加工用」の二つがあるということです。

牡蠣は海中のプランクトンを餌として成長しているので、海水を大量に取り込みます。

その際に海水に含まれるノロウイルスなどの細菌を会の体内に蓄積していきます。細菌を体内に蓄積した牡蠣を十分に加熱しないで食べると食中毒になってしまうのです...!

「じゃあ生食はできないのでは?」と思った方もいるかと思いますが、生食用として販売できる牡蠣は水域によって決まります。

保健所が定期的に水質を検査し、水質に問題がないエリアで育った牡蠣のみが生食用として販売されます。

鮮度の違いだと勘違いされる方がいますが、そうではないのです。「新鮮だから加工用だけど生で食べれるだろ」なんて判断は決してしないで下さいね!

殻付き生牡蠣の食べ方とは?

殻付きの牡蠣は自宅で楽しむと見栄えもよく、ちょっとゴージャスな食べ方になるので、テンションが上がりますよね。

殻付き生牡蠣でも、加工用の可能性もあるので、生で食べるときには「生食用」と書いてあることを確認してくださいね!(大切なことなので何度も言います!)

牡蠣の殻の表面には、鋭い刃物のような殻になっている部分もあるので、牡蠣の殻を洗うときには軍手やタオルなどをうまく活用しましょう。

開ける前には、たわしやブラシなどを使って、表面をさっと洗い流して下さいね。

なかなか開かない場合はどうすれば?

殻が強情でなかなか開かない場合はキッチンバサミなどで、殻を少し砕いてあげてください。

牡蠣の平らな方を上にしていれば、牡蠣の身は下側にあります。砕いてできた割れ目から、小さめのナイフを入れて、上の殻の内側にある貝柱を切断します。

ナイフをそのままにして、上の殻の内側から押し上げると殻が開きます!

牡蠣の殻の処理が面倒だったり、ケガが怖かったりするなら、生で食べるときでも電子レンジを使うのもオススメです。

牡蠣の平らな方を上にして並べ、軽くふんわりとラップをします。平らな方を上にしておくことで、牡蠣から出てくるうまみスープがこぼれません。

スーパーで売っているむき身の牡蠣は?

殻付き牡蠣はもちろん美味しいですが、おうちで食べるならスーパーでも購入しやすい「むき身の牡蠣」も一つの手です。

むき身の牡蠣は殻から身を外し、むき身にして滅菌処理・殺菌洗浄したものです。

加熱用の牡蠣に比べると、身も小さく、水にさらされているので少し水っぽく感じることもありますが、生で食べても安全なように加工しています。

生で食べず一度に多量のフライなどにするのであれば、むき身の牡蠣もオススメです!

家でも一応洗おう

むき身の牡蠣は滅菌処理されてるとはいえ、調理する際はご自宅で一度洗った方が良いかと思います。

むき身の牡蠣をザルに入れて水道水で洗うだけの簡単な方法でも良いのですが、ぬめり落としや風味を損なわないためには、塩水で洗うのがオススメ。

ボウルに塩分2%程度の塩水をつくり、調理する分量だけ牡蠣のむき身を入れてそのまま浸して解凍します。(冷凍されていなければ、これは無視してください)

牡蠣をザルにとり、もう一度同じように塩水をつくり、その中でやさしく牡蠣の汚れを落としてください。

牡蠣に付着した殻は取り除きます。

牡蠣をザルに上げ、水で軽く塩分を流し、水気を拭き取ります。揚げ物にする場合は、キッチンペーパーでしっかり水気をふき取ってください。

牡蠣の美味しい食べ方5選

焼きガキ

焼き牡蠣

焼き牡蠣は牡蠣本来の風味と香ばしさが楽しめる定番の食べ方。

牡蠣小屋などでは、炭火の直火で焼いた焼き牡蠣楽しめるので、毎シーズン通っているという人もいるのではないでしょうか。

自宅でもフライパンやホットプレートやトースター、グリルなどを使えば簡単に焼き牡蠣を作れます。

焼き牡蠣はシンプルですが、味付けによってバリエーションがある調理法です。シンプルにレモンをかけるだけでなく、葱味噌やチーズ&トマトをトッピングすることで、和風から洋風までさまざまな味を楽しめます!

蒸しガキ

蒸し牡蠣

洗った牡蠣をそのまま蒸すか、日本酒で酒蒸しにする調理方法が一般的ですが、日本酒の代わりにワインを使っていつもと違う風味を試すのもオススメ!

牡蠣は海のミルクと呼ばれるように栄養素が豊富。さらにカロリーや糖質が少ないので食材としてはヘルシーなのが特徴です。

牡蠣のヘルシーさをより活かしたい場合には、油などを使って調理しない蒸し牡蠣で食べるのがオススメ!

蒸し牡蠣には紅葉おろしとポン酢、ゆずみそといった調味料がよく合います。

カキフライ

カキフライ

カキフライは牡蠣のプリプリした身の食感やジューシーさを際立たせる、洋食の定番メニュー。

レモン汁やソース、タルタルソースで食べると絶品ですよね。

ただし、油で揚げることになるので、カロリーや糖質は蒸し牡蠣などに比べると高くなります。

よく聞く"カンカンやき"とは?

牡蠣好きの方なら聞いたことがあるかもしれませんが、カンカン焼きをご存知ですか?

カンカン焼きとは、缶いっぱいに牡蠣を詰め込んで缶ごと直火で蒸し焼きにするという、漁師直伝の豪快な浜料理のことで、いわゆる牡蠣の蒸し焼きのことです!
元は漁師さんが浜で暖をとるために使っていた「一斗缶のたき火」で牡蠣を焼いたことが始まりだと言われています。

自宅にいながら牡蠣小屋気分を味わえちゃうので、ホームパーティーなどにもオススメですよ!

牡蠣と相性ぴったりの食べ合わせ

皆さまは生牡蠣をどのようにして食べますか?

多くの方はポン酢やレモンをかけて食べると思います。素材の味を感じてとても美味しく食べることができるでしょう!

ただ、これらの他にも美味しい食べ方はあります。いくつかご紹介するので良かったら試してみて下さいね。

タバスコ

日本ではあまり知られていない、牡蠣とタバスコの組み合わせ。実は海外では珍しいことではないのです。

タバスコの酸味と辛みが牡蠣とマッチしますよ!

キムチ

キムチの本場である韓国では、キムチに牡蠣が入っているものも多いです。牡蠣とキムチの風味が合わさって絶品!

味噌

日本食には欠かせない味噌も牡蠣とマッチする調味料の一つ。

味噌の旨味とコクが牡蠣の味を引き出してくれます。ポン酢やレモンとは一味違うので試してみて下さい!

Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない?

牡蠣といえば冬に食べるイメージかと思いますが、実は牡蠣の種類によって旬が異なります。

牡蠣は夏冬それぞれの季節で種類ごとに旬を迎えますが、反対に食べない方がよい時期もあると言われています。

牡蠣に関する言葉で「Rのつかない月は牡蠣を食べてはいけない」と聞いたことはありますか?これは英語で12ヶ月のスペルからとってきている言葉なのです。

  • 1月:January
  • 2月:February
  • 3月:March
  • 4月:April
  • 5月:May
  • 6月:June
  • 7月:July
  • 8月:August
  • 9月:September
  • 10月:October
  • 11月:November
  • 12月:December


こちらのスペルのとおり、Rのつかない月とは、5月のMayから8月のAugustまでを指しています。

語源は18世紀のフランスで、まだ今のような冷蔵設備がなかったために傷みやすい牡蠣を食べないようにこの言葉が広まったようです。

しかし今は冷蔵や冷凍技術が発達しているので、食べるのに適さない時期は特にありません。

北海道の生牡蠣はいつでも食べれる

北海道では、各地域により海流が異なるので、牡蠣が取れる時期に違いがあります。

また、北海道の海は低水温により、牡蠣の成長が遅くなる性質を利用して養殖の時期をコントロールできるので、一年中出荷することができます。

いつでも新鮮な牡蠣が食べたい方は北海道の牡蠣がオススメですよ!

まとめ

牡蠣好きにとっては自宅で美味しい牡蠣を食べることができれば嬉しいですよね。

ただし新鮮だからと言って加工用を生で食べてはダメです。(何度もすみません...)

殻付きの生食用牡蠣を食べたいのであれば北海道産がオススメです!

北海道の海は、水温が低く、温度変化も少ないことから、牡蠣が育つのにピッタリな環境です。

また、牡蠣のエサとなるプランクトンも豊富なところも、北海道の牡蠣が美味しい理由の一つ。

締まった身のプリプリとした食感と、クリーミーで濃厚な味は格別ですよ!

また、朝市赤レンガの牡蠣は北海道産の牡蠣の中から、その時期、その日に一番美味しいエリアの牡蠣を市場で見極めお届けするので、常に最高の牡蠣を食べることができます!

最高の牡蠣が食べたい!という方はぜひご購入ください!


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